技術紹介 / 金属・導電性繊維の大気圧プラズマ処理技術

金属の表面にも大気圧プラズマを照射することができます。
ダメージフリープラズマなので、放電痕が生じません。
有機溶剤や界面活性剤で除去しきれなかった油脂分を分解・除去したり、表面に水酸基などの官能基を生成させることで、塗装やコーティングと強く化学結合させることができます。


平板の四隅や切削面のエッジ、バリ、針の先端などをプラズマ処理する場合、一般的な大気圧プラズマ技術(例えばコロナ放電やアーク放電)ではリークしたり、電界が集中することにより発熱し変形するため困難でした。
また、放電傷などが生じるため、鏡面加工などの外観を低下させるなどの問題がありました。
弊社の大気圧プラズマ技術では、針の先端やエッジなどをプラズマ処理することや、金属や導電性の素材表面であっても、放電損傷を与えることなくプラズマ処理することができます。

 

写真.注射針の先端にプラズマを照射する様子。

弊社の繊維処理技術を応用すれば、金属や導電性繊維などの導電体にも大気圧プラズマを連続処理することができます。 金属線材や炭素繊維などの長尺物を、高速で効率的にプラズマ処理することが可能です。

写真.銅線の大気圧プラズマ連続処理の様子

 

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